ライブ中に見つけた激安コシヒカリ──なぜ買ったのか
数日前の夜のことだ。 TikTokを流し見していたら、突然「本日限定」「新米」「滋賀県産コシヒカリ」という強いワードが飛び込んできた。 しかも価格が相場より明らかに安い。5kg換算で見ると、近所のスーパーと比べて1,500〜2,000円は安い印象だった。
ここ数年、お米の値段はじわじわ上がり続けている。 ぼくのように毎日家で米を炊く人間にとって、この“食費の上昇”はかなり重い。 だからこそ、「安く買えるなら買ってみようかな」という気持ちが強く働いた。
もちろん、TikTokで米を買うという行為には不安がつきまとう。 検索すれば「TikTok 米 詐欺」「TikTok Shop 危険」といったキーワードも出てくる。 それでもライブを見ていると、コメント欄には「届きました!」「普通に美味しかった」という声もある。
ぼくは正直こう思った。
──これは買ってみないと分からない。
そして、ブログを書くぼくにとっては、こういう“体験してみないと判断できない商品”こそ、記事にする価値がある。 そう思って、勢いのまま購入ボタンを押した。
11/19〜11/21|注文から到着までの全タイムライン
今回の購入体験でいちばん特徴的だったのは、通知の内容と会社名が少し複雑だったことだ。 ここでは実際にぼくのスマホに届いた通知ログを、そのまま時系列でまとめておく。
■ 11月19日 20:00|TikTok Shopで購入確定
TikTokのライブ中にそのまま購入。 その時点では「販売店:サンシャイン生鮮館」と表示されていた。 ただ、この段階でパッケージに何が書かれているかは分からない。
■ 11月20日 18:00|送り主は「ど田舎本舗」
翌日18時、スマホに「お届け予定」の通知が届いた。 そこに記載されていた送り主が──
ど田舎本舗
まったく聞いたことのない名前だ。 TikTokのライブではこの名前は一度も出てこなかった。 ぼくはこの時点で「え?誰?」と思った。
■ 11月20日 22:00|TikTokから「発送されました」通知
同日の22時、TikTok Shop側から「発送されました」という通知が届いた。 問い合わせ番号を見ると、18時に届いた通知と同じ番号だった。
つまり、発送主はど田舎本舗で間違いないということだ。 そしてこの段階で、「TikTok上の販売者(サンシャイン生鮮館)とは別会社が発送している」ことが確定した。
■ 11月21日 08:00|佐川急便で配送中
翌朝には「佐川急便にて配送中」と表示。 追跡番号もきちんと連動していて、ここは安心できるポイントだった。
■ 11月21日 15:00|佐川急便 配達完了
その日の午後には無事に荷物が到着。 注文からおよそ43時間。 配送スピード自体は非常に優秀だった。
実物パッケージに書かれていた会社情報
荷物を開封し、お米の袋を見た瞬間、まず目に入ったのが「ど田舎本舗」というブランド名だった。 さらに袋に記載されていた会社情報は以下のとおりだ。
- ブランド名:ど田舎本舗
- 運営会社:有限会社 冨田商店
- 住所:〒521-1233 滋賀県東近江市南須田町305番地
完全に“滋賀の田んぼエリア”の住所だ。 実際、東近江市はコシヒカリの生産も多い地域で、袋の雰囲気ともマッチしている。
そしてもうひとつ重要なポイント──
パッケージには「サンシャイン生鮮館」の文字が一切ない。
つまり現物だけを見ると、滋賀県の会社が手がけたお米、という印象しかない。 この時点で、TikTokの販売者情報とのギャップが浮かび上がる。
TikTokの販売店名は別会社だったという事実
TikTok Shopで表示されていた販売者名はサンシャイン生鮮館。 だが、このサンシャイン生鮮館を運営しているのは別会社だった。
- 販売店名(TikTok上):サンシャイン生鮮館
- 運営会社:バズノミクス株式会社
- 住所:東京都台東区上野3丁目2-1 エクセレントビル7階
つまりこういう構図になる。
- 製造・精米・出荷元:ど田舎本舗(有限会社 冨田商店/滋賀県)
- 販売者:サンシャイン生鮮館(運営:バズノミクス株式会社/東京都上野)
製造と販売が完全に分かれている、ということだ。
「製造(滋賀)×販売(東京)」構造を見て感じたこと
食品流通では、製造者と販売者が違うのはよくあることだ。 今回の構造自体は何らおかしいものではない。
ただ、TikTokのライブ配信では、どうしても雰囲気が“農家さんが売っています”という空気になりがちだ。 そのため、実際の企業情報と視聴者の印象が一致しない、というズレが起きやすいと感じた。
ぼく自身、パッケージを見て初めて「販売者は東京、製造は滋賀」という事実を理解した。 ライブだけ見ていたら絶対に気づけなかったと思う。
これはある意味、TikTokの“テンションの強さ”によって情報が省略されやすい構造的な問題でもある。 視聴者側としては、届いた商品のパッケージをしっかり確認することが重要だと改めて思った。
実際に炊いて食べてみた正直レビュー
さて、ここからは味のレビューだ。 どれだけ構造が複雑でも、美味しければ最終的には全部許せる。
さっそく炊飯。 軽く研いで30分浸水し、いつもの炊飯器で炊き上げた。
炊き上がりの香りは悪くない。 ふんわりとした甘い香りがある。
■ 食べた感想
- 普通に美味しい
- 甘みは控えめ、クセがない
- 粒のバラつきは若干あるが気にならない
- 日常使いとしては十分なクオリティ
ブランド米のような「おおっ!」という感動はないが、 5kg2千円台のスーパーの特売米よりは印象が良い。
コスパで言えば、今回のTikTok価格を考えると十分にアリ。 普段の食卓に出して何の問題もない品質だった。
TikTokで食品を買う時に気をつけたいポイント
■ ① パッケージの会社名と住所を確認する
ライブ配信の勢いだけでは分からない情報が多い。 届いてからしっかり確認した方がいい。
■ ② 製造会社と販売会社が違うのは普通
今回のように、「滋賀で製造、東京で販売」というケースはよくある。 構造が悪いわけではないので、慌てなくていい。
■ ③ 配送通知の名前が違っても番号が一致していればOK
「送り主:ど田舎本舗」に驚いたが、問い合わせ番号がTikTokと一致していたので問題なかった。
■ ④ 最悪はTikTok Shopの補償を使える
届かない、違う商品、破損などの場合は、TikTok Shopが返金対応してくれる。 これは地味に大きい。
今回のまとめ|結局これは“当たり”だったのか
今回の購入体験をまとめると──
- スピード配送(43時間)で到着
- 製造は滋賀の有限会社 冨田商店(ど田舎本舗)
- 販売は東京のバズノミクス(サンシャイン生鮮館)
- 味は普通に美味しい
- 価格を考えると十分に“当たり”
最初は「ど田舎本舗って誰?」と不安になったが、 結果としては満足のいく買い物になった。
値上がりが続くお米事情の中で、今回のような“安くてそこそこ美味しいお米”は本当に助かる。 今後も気になる商品があれば、またレビューしていこうと思う。

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