マイナンバーカードの更新。手続きの流れと必要なものをまとめてみた。2025年度版


そもそも有効期限があるって知ってましたか?

こんにちは、ばぐです。
みなさん、マイナンバーカードに「更新」があるってご存じでしたか?意外と知られていませんが、カードそのものに有効期限があります

多くの方は、2020~2021年ごろの「マイナポイントキャンペーン」のときにマイナンバーカードを作ったのではないでしょうか。
あのタイミングで作った方の多くが、2026年春に電子証明書の更新期限を迎えることになります。

私はそれよりも早く、住基カード時代から持っていた人間なので、マイナンバーカードの発行もかなり初期。
今年(2025年)、ちょうど有効期限を迎えるタイミングとなったので、実際に更新手続きをやってみました。

今回は、その更新の流れとポイントをわかりやすくまとめておきます。これから更新する方のお役に立てれば幸いです。

2026年4月に大量更新ラッシュ?その背景とは

マイナンバーカードには2つの有効期限があります:

  • カード自体の有効期限(発行から10年)
  • 電子証明書の有効期限(発行から5年)

このうち、確定申告やコンビニ証明書交付などに使うのが「電子証明書」です。
これが切れると、電子的な本人確認や手続きができなくなってしまうため、早めの更新が重要になります。

マイナポイント第1弾・第2弾で大量に発行されたのが2021年〜2022年。つまり、2026年1月以降に更新対象者が発生する見込みです。
役所が混雑する前に、早めの手続きをおすすめします。

ちなみに、カードの有効期限や電子証明書の期限は、カードの表面に記載されています。意外と見落とされがちなので、今すぐチェックしてみてください。

実際の更新手続きの流れを写真付きで解説

ここからは、私が実際に更新を行った手順を紹介します。
今回はスマホからの申請で、市区町村の窓口に行くことなく完結しました。

  1.  有効期限通知書が届く
    有効期限の3ヶ月前になると、お住まいの市区町村から「マイナンバーカード・電子証明書 有効期限通知書」が届きます。
    私の場合、白っぽい封筒に入っていました。中にQRコード付きの紙が入っています。

  2.  QRコードから更新申請サイトへ


    通知書の右下にあるQRコードをスマホで読み取ります。自動で申請番号が入力された状態でサイトが開きます。
    あとは名前・メールアドレスなどを入力して、案内に従って進むだけ。


  3.  写真をアップロード
    ここで本人写真の登録があります。スマホでその場で撮影可能。
    10年使う写真なので、なるべくしっかりした背景・服装・明るさで撮るのがポイントです。

  4.  顔認証を実施
    生体認証の一環として、スマホの画面の指示に従って顔を上下左右に動かすシーンがあります。
    特に難しい操作はなく、数十秒で完了します。

  5.  内容確認&送信で完了
    最後に入力内容を確認して、送信すれば完了。後日、市区町村から新しいマイナンバーカードの受取案内が届く仕組みです。

作業時間は10〜15分程度。スマホに慣れていない方でも、案内に沿って進めば問題なくできると思います。一番時間がかかったのは自分の写真。背景に模様がないところを探すのと写真のカットがうまくいかず撮り直しが発生。事前に準備できる部分なので前もってやっておくことをおすすめします。

用意するものと注意点まとめ

最後に、今回の更新で必要だったものと、事前に準備しておくとスムーズなポイントをまとめます。

■ 用意するもの

  • スマートフォン(インターネット接続環境)
  • 上半身の顔写真(その場で撮影も可能)
  • マイナンバーカード本体
  • 有効期限通知書(QRコード付き)

■ 注意点

  • 写真は10年使うので清潔感のあるものを。帽子や眼鏡も外す。
  • 顔認証がうまくいかないときは、明るい場所に移動して再実施を。
  • 通知書が届かない場合は、役所に問い合わせて再発行してもらいましょう。

スマホで簡単にできるとはいえ、「うっかり更新忘れ」になる人が今後多発しそうです。
マイナンバーカードは、確定申告、健康保険証、運転免許証など、日常生活に欠かせないツールになりつつあります。

ぜひ一度、ご自身のカードの有効期限を確認してみてください。そして、余裕を持って更新手続きを。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです

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