目次
はじめに:固定資産税の季節です
毎年恒例、春の「固定資産税」納付シーズンがやってきました。
正直、支払いってちょっと面倒。でも、少し工夫すれば、支払うだけで2~3%のポイント還元が受けられるとしたら……やらない理由はありませんよね。
去年はファミペイで完了
去年の私は、ファミペイだけで固定資産税の支払いを済ませました。
ファミマTカードからファミペイにチャージすることで、0.5%のファミマポイントも獲得。しかも、支払い自体はファミペイアプリでバーコードを読み取るだけ。
「これ、意外と楽だな」と思ったのが最初のきっかけでした。
今年はさらにお得に!
今年は「どうせならもっとポイント還元を狙えないか?」と考えた結果、最大3%還元ルートにたどり着きました。
少しだけ手順は増えますが、やってみるとそこまで難しくない。しかも、ちゃんとそれぞれの段階でポイントやマイルが加算されていくので、達成感もあります。
お得ルート全体像
ざっくりした流れはこちらです。順番にチャージや支払いを繋げていく感じですね:
- ファミマTカードでファミペイにチャージ(ファミマポイント0.5%翌月10日付与)
- ファミペイでバーチャルカード作成。
JAL PAYにファミペイバーチャルカードを設定してチャージ - JAL PAYでWAONにチャージ(JALマイル0.5%翌週火曜日付与)
- WAONで楽天ギフトカードを購入(WAONポイント1%即日)
- 楽天キャッシュで固定資産税を支払う
このルートで、合計最大3%還元が狙えます。
還元のタイミングはバラバラですが、地味に効いてくるんですよね。
準備するものリスト
このお得ルートに必要なものは以下の通りです:
- iPhone(すべてのアプリ操作に使用)
- ファミマTカード(JCBブランド)
- ファミペイアプリ
- JAL PAYアプリ
- WAONアプリ
- 楽天ペイアプリ
- ミニストップ(WAON利用店舗)に行ける環境
注意点として、ファミペイへのチャージでポイントがもらえるのは指定JCBカードのみ。しかも、ファミマTカードの新規受付は2025年1月で終了済みなんです。
この代替案として、PayPayカード(JCB)を使うと1%還元が得られます。さらに条件によっては最大3%還元も可能。
年会費も無料なので、今から始める人にはおすすめの選択肢です。
ちなみに、PayPayカードは「リクシルワールド」経由で申し込むと5,000円相当の特典がもらえます。
よければどうぞ:
招待コード:9QDSQR92
次回は、各ステップの操作手順を画像付きで紹介していきます。
納めるべきものは、しっかりお得に納めましょう。
ファミペイ→JAL PAY→WAONの流れとは
今回のキモは3段階チャージによるポイント三重取りです。
それぞれの決済にポイント付与が設定されているので、うまく連携すれば還元率は最大2.5〜3%まで引き上げられます。
ここでは「ファミペイ」から「JAL PAY」、そして「WAON」へと資金を移し、最終的に楽天ギフトカード購入で固定資産税を間接的に支払うルートを解説します。
ステップ1:ファミペイにチャージ
まず最初のステップは「ファミペイ」へのチャージです。
ここで使うのは「ファミマTカード(JCB)」もしくは「PayPayカード(JCB)」です。
2025年以降はファミマTカードの新規受付が終了しているため、PayPayカードが実質の代替になります。
- ファミペイアプリを開く
- 「チャージ」→「クレジットカード」からJCBブランドのカードを登録
- 金額を指定してチャージ
このチャージで、0.5%分のFamiPayボーナスが翌月10日前後に付与されます。
PayPayカードの場合、1%のPAYPAYポイントが付与されます。条件達成でさらに0.5%アップする特典があるので、1.5%になる可能性もあります。
ステップ2:JAL PAYにチャージ
ファミペイにチャージしたお金を、次はJAL PAYに移します。
JAL PAYはプリペイド型のJALマイル連携決済サービスで、Apple PayまたはGoogle Payで利用可能です。
- JALマイレージバンクのアプリを開き、「JAL PAY」を選択
- ファミペイバーチャルカードを「JAL PAY」に登録して、チャージします。
- 「JAL PAY」の利用200円ごとに1マイル付与(0.5%相当)、マイルは毎週火曜に反映
JAL PAYにチャージすると、マイルがもらえるのが最大の魅力。
旅行好きな方ならこのマイルはかなり使い道がありますし、日々の買い物にも活用可能です。
ステップ3:WAONにチャージ
JAL PAYの残高はそのままWAONへ移すことができます。
このステップでは、WAONの電子マネーとして使える「モバイルWAON」を使用します。
- WAONアプリを起動し、チャージ金額を設定してアップルペイでチャージを選択。あアップルペイで使う「JAL PAY」を選択してチャージを実行
- ミニストップで支払い方法をWAONでと伝えて、iPhoneで支払う。支払い完了すると1%のWAONポイントが付きます。
WAONポイントはそのままイオン系列で使えますし、今回はこのポイントが楽天ギフトカード購入で活躍します。
よくある質問
Q1. JAL PAYってそもそも何?
JAL PAYは、JALが提供するスマートフォン決済。
JALマイレージバンクが特徴で、決済利用に応じてマイルが貯まります。
Q2. WAONってスマホで使える?
つかえます。リアルカード持ってなくても決済、チャージをアプリでスマホで使えます。iPhoneとAndroidどちらでも利用可能です。
Q3. 還元率がもっと高くなる方法ある?
PayPayカードを使い、「PayPayステップ」の条件を満たせば最大+0.5%の上乗せが可能です。また、キャンペーンと併用できる時期を狙うと、実質的に3%超も狙えます。
WAONから楽天ギフトカードへ
ここまでのチャージで、JAL PAY → WAONまで資金が移動してきました。
次のステップは「ミニストップ店頭で楽天ギフトカードを購入する」こと。
このギフトカード購入に対して、WAON決済なら1%のWAONポイントが即時付与されるため、最もお得に楽天キャッシュへ移行できます。
ステップ4:楽天ギフトカードを購入
楽天ギフトカードはコンビニや家電量販店で購入できますが、必ずミニストップを選びましょう。理由は、WAONで支払える店舗だからです。
- ミニストップのギフトカードコーナーへ
- 「楽天ギフトカード(バリアブルタイプ)」を選ぶ(1,500円〜50,000円まで設定可能)
- レジでWAONを使って支払う
ここでWAONを使うことで、購入金額の1%分のWAONポイントが即時反映されます(支払いレシートでも確認可能)。
このポイントはイオン系列や再チャージにも使えるので、実質値引きと同じ感覚ですね。
ステップ5:楽天ギフトカードのコードを楽天キャッシュにチャージ
購入した楽天ギフトカードの裏面を削ると、10桁のPINコードが出てきます。
これを「楽天キャッシュ」にチャージしましょう。
- 楽天ペイアプリを開く
- 「楽天キャッシュにチャージ」→「楽天ギフトカード」
- PINコードを入力し、金額を確認してチャージ
これで楽天キャッシュに金額が反映されます。
チャージした楽天キャッシュは楽天ペイの支払いにすぐ使えます。
ステップ6:楽天ペイで固定資産税を支払う
いよいよ最後のステップ、「楽天ペイ」での固定資産税支払いです。
最近は多くの自治体が、楽天ペイの「請求書払い」機能に対応しています。
- 楽天ペイアプリを開く
- 「QR読み取り」を選択
- 納税通知書に記載されたバーコードをカメラでスキャン
- 支払金額を確認して「確認画面へ進む」を選択
- スライドでお支払いをスライドする
これで固定資産税の支払いが完了します。
銀行窓口やコンビニで並ぶ必要もなく、しかも最大3%近くの還元が受けられるという、まさに一石三鳥の方法です。
さらにお得にする裏技
最後に、さらにお得にするテクニックを紹介しておきます。
- 楽天ペイのキャンペーンを活用する
楽天ペイは不定期で「請求書払いでポイント還元」などのキャンペーンを実施しています。 - 楽天ポイント運用も検討
チャージ後の残りポイントは「楽天ポイント運用」などに回して資産形成にも活かせます。
以上が、「ファミペイ → JAL PAY → WAON → 楽天ギフト → 楽天キャッシュ → 固定資産税支払い」までのフルルートです。
多少手間はかかりますが、毎年かかる税金を少しでもお得にする価値は十分にあります。
全体の流れをおさらい
今回紹介した「最大3%お得に固定資産税を支払うルート」は、以下のような流れでした。
- ファミペイにチャージ(ファミマTカード or PAYPAYカード)→0.5 or 1(1.5)%還元
- JAL PAYにチャージ → 0.5%JALマイル還元
- WAONにチャージ → 楽天ギフトカード購入で1%WAONポイント
- 楽天ギフト→楽天キャッシュにチャージ → 楽天ペイで固定資産税支払い
このルートで、最大3%の還元が実現します。
還元の仕組みが複雑に見えますが、実際にやってみると流れはシンプルです。
注意点とトラブル回避法
いくつか注意点もあります。以下のような点に気をつければ、スムーズに活用できます。
- ファミペイへのチャージはJCBブランドのみ
VisaやMastercardではチャージできません。PAYPAYカード(JCB)かファミマTカードを使いましょう。 - JAL PAY→WAONのチャージはiPhone限定
JAL PAYはApple Pay対応で、Androidユーザーはこのルートが使えません。 - WAONはミニストップでしかギフトカード支払いに使えない
イオンや他の系列ではギフトカード購入にWAONは使えません。 - 自治体が楽天ペイの「請求書払い」に対応しているか事前確認
対応していない場合はこのルートは使えません。納付書に「バーコードあり」ならほぼOK。
この方法はこんな人におすすめ
以下の条件に当てはまる人には、この節税ルートは非常におすすめです。
- iPhoneユーザー
- JCBブランドのクレジットカードを持っている
- ミニストップが生活圏内にある
- 楽天ペイの請求書払いに対応している自治体に住んでいる
- 毎年の固定資産税を少しでもお得にしたい人
一方で、「Androidユーザー」は、JAL PAY→WAON→ミニストップではなく、
JAL PAY→ANA PAY→楽天EDY→楽天ペイで請求書払いというひと手間加えたルートを使ってください。(この場合は最大2.5%還元)
さらに上を目指す人へ
もし「JALマイル」や「楽天ポイント」をもっと活かしたい方は、以下のような方法も検討してみてください。
- JALマイルを航空券に交換
往復7000マイルでランダムな旅に。「どこかにマイル」を使う。 - WAONポイント→イオンで使って日用品を節約
税金の支払いがお買い物につながるイメージです。 - 楽天ポイント→ふるさと納税に使う
楽天市場でのふるさと納税にポイントを充当すれば、さらにお得度アップ!
おわりに
固定資産税の支払いを「お得」に変えるこの方法、最初は少し手間がかかるように感じるかもしれません。
でも、一度ルートを覚えてしまえば翌年からは流れ作業です。
税金は逃げられない出費だからこそ、自分でお得にできる方法は徹底的に使うべきです。
私自身もこのルートで毎年数千円の還元を受けており、「ちょっとした旅行の足し」や「外食一回分」になっています。
ぜひ今年の固定資産税支払いは、ひと工夫加えて“得する納税”にチャレンジしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事が誰かの「お得なきっかけ」になれば嬉しいです。
コメント
コメントを投稿