1. 吉備中央町から封筒が到着
本日、自宅に吉備中央町役場から封筒が届いていました。昨年話題になった「ふるさと納税返礼品(お米)」の配送停止案件。その後私は返金を希望していましたので、「いよいよ返金通知かな」と思いながら封を開けました。
2. まさかの内容!返金通知じゃなかった
ところが中身を見てびっくり。返金通知書ではなく、箱数表示の書類? 数枚の長文説明が同封されていました。
内容を読んで要点を整理すると、こういうことです。
- 以前1口あたり15kgの返礼米として申込受付
- 供給元の事情で15kgが用意できず
- 「返金 or 8kg受取」方針を案内していた
- 寄付者から多くの意見が届き方針を再検討した
- 返金申請されていた分は対応を保留していた。8kg希望の方へは送っていた。
- ふるさと納税の制度の制約とは切り離し、 当初の申込内容通りに米を送る方針へ変更
- すでに返礼品を送っている人との公平性をとって「8kg × 2箱」で計16kgとして発送
私は今回2口申し込んでいたので選択肢は2つ:
- (1)返金22,000円
- (2)米を8kg × 2箱 × 2口=計32kg受け取る
「ふるさと納税制度」から除外された段階で思い切った判断に切り替えたのは、正直なところ評価します。やっと吹っ切れたように見えます。ここは誠実な対応と感じました。
3. 今回の対応方針と私の判断
私は今回返金は撤回し、米の受け取りを選択します。
今は5kg 3,500円ほどで備蓄米も出回っている状況なので、今回の内容が「格安」とまでは言えません。ただ、自治体の誠実な対応を支持する意味も込めて、申し込んだ側の責任として受け取ることにしました。
実際、寄付者の声をちゃんと聞いて柔軟に方針を変えてきたのは立派だと思います。これを最初からできていればもっと違った印象になっていたはず。
4. 今後に向けて思うこと
今回の件で吉備中央町は「ふるさと納税制度」から除外された影響で財政的なダメージは避けられないでしょう。でも制度見直しを申請すれば、また復帰できる余地はあると思います。
次に同じようなケースが起きたときは、もっと早く「顧客視点」で動ける体制にしてほしいなと願っています。自治体の信頼を取り戻すには、そうした積み重ねが大事だと感じました。
確定申告は最後の送信前で止めていてよかった。ちゃんと返金確認してからにしようと保留してました。
ひとまず次は米が届いたタイミングでまた記事を書いてみます。
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