また来た金利変更の連絡メール
ある日、いつものようにメールチェックをしていたところ、「住宅ローンの金利が確定しました」という件名のメールが目に飛び込んできました。これは今年に入って2度目です。年明けにも同じような通知がありましたが、まさか半年経たずしてまたとは。ちょっと早すぎでは?というのが率直な感想でした。
内容を確認すると、前回1月の金利が1.45%、そして今回7月からは1.7%に上昇するとのこと。昨年までは長らく1.2%で固定されていたのですが、今年だけで1.4倍の上昇。金利が急激に動き出していることが明白です。
変動金利のこれまでの推移
私が住宅ローンを契約したのは10年以上前。当時は変動金利を選択しました。理由はシンプルで、固定金利よりも圧倒的に低かったからです。加えて、当時の経済状況から「しばらくは低金利が続く」と思っていましたし、実際にゼロ金利政策が続いていたことで、大きな変化はないまま過ごしてきました。
しかし2024年末あたりから流れが変わり、2025年に入ってからはインフレや経済政策の転換により、金利の見直しが一気に進んでいます。10年間据え置きだった金利がわずか半年で2回上昇、これはインパクトが大きいです。
返済額の影響は?
率直に言って、金利上昇は財布に痛いです。1.2%から1.7%への上昇は「たかが0.5%」と思われがちですが、月々の支払額で見ると確実に数千円は上がっています。年間で見るとそれなりの金額になってきます。
住宅ローンは金額が大きく期間も長いだけに、金利の影響は積もればボディブローのように効いてきます。特に子育て世代や教育費がかかるタイミングでこの変化は痛手です。
借り換え検討とMUFGの印象
このまま金利がさらに上がるなら、そろそろ本気で借り換えを考えるタイミングだと思い、ネットで調査を始めました。すると「今、変動金利で最も低いのはMUFG(三菱UFJ銀行)」という情報が目に止まりました。
正直、大手銀行という安心感もありますし、金利が最安水準であるならば、候補としては有力です。ということで、MUFGのサイトから簡単審査に申し込み。記載は「簡単」とありましたが、実際は入力項目が多く、それなりに時間がかかりました。ただし、本人確認書類の提出がいらないのは精神的に楽です。
仮審査結果は後日届くとのことで、いったんここで保留です。借り換えには手数料もかかるので、金利差だけで飛びつくのではなく、トータルでのシミュレーションが重要です。
今後の見通しと私の対応
金利の動きは今後も注意していく必要があります。個人的には、2025年後半にも追加の金利引き上げがある可能性を感じています。日銀の動向、世界の経済状況、円安の進行など、いずれも金利上昇に向かう材料ばかりです。
借り換えの選択肢としては、MUFGを軸に、SBIや住信SBIネット銀行などのネット系銀行も含めて比較していくつもりです。今回の経験を通じて、住宅ローンの「放置リスク」に改めて気づかされました。日々の支出は気にしても、ローンの見直しは意外と後回しにしがちです。
次回はMUFGの仮審査の結果と、その後どう動いたかをご報告します。ローンの借り換えに興味ある方の参考になれば幸いです。
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